上野川修一:からだの中の外界 腸のふしぎ

 

からだの中の外界 腸のふしぎ (ブルーバックス)

からだの中の外界 腸のふしぎ (ブルーバックス)

 

 評価:7点

 

腸って面白いな〜

そう考えると、いかに食べるものが重要か、という話でもあります。

 

・腸のニューロンは約1億個。脊髄のニューロン数と同じ

→ぜん動運動をコントロール

・腸にからだ最大の免疫系があるのは、最も外部からの危険な侵入者と遭遇する機会が多いから

・腸の表面積はテニスコート1面分

・腸内細菌はもう一つの「器官」である

→腸内には100兆個を超える最近がいて、その重さは1kg

→腸内細菌はどこから来るか?

 →産道を通って体外に出る際(自然分娩と帝王切開とでは腸内細菌が異なる)

→腸内細菌は平均して4−5日体内に滞在した後排出される

・腸は一番最初に作られる器官

→生命の維持に不可欠

・ヒトの食性は超特異的

→なんでも食べる超雑食・・・火を使うことができるのが一番大きな理由

・ヒトが一年間で食べる量は約1トン

・胃液は一日およそ2リットル分泌される

・腸は「セカンドブレイン」

→緊張でお腹が痛くなる、一方で意思とは関係に動き続ける

→腸は自ら考える

→ぜん動運動を脳から独立してコントロールしている

→生きていくために必要不可欠な腸のぜん動運動は常に安定している必要があ