佐藤航陽:未来に先回りする思考法

 

未来に先回りする思考法

未来に先回りする思考法

 

 評価:6点

 

言ってることは至極真っ当なんだけど、なんか表層的なんだよなぁ

 

・テクノロジーに焦点を当てるのが、社会全体の構造を理解するいちばんの近道

・社会がどう変化していくかは、現代をどれだけ真剣に眺めてもわからない

→社会が進化するパターンを見抜くことが必要

ビッグデータ人工知能という出口を見つけた

→IOTによりビッグデータの収集が可能になると、AIが発達する。意思決定の省略が可能

・人間はパターンの塊

・日本にはイノベーションする差し迫った理由がない

ユダヤ人は世界の1%の人口しかいないのに、ノーベル賞の20%を占めている

・国家の企業家と、企業の国家化

Googleの影響力は各国政府の懸念事項になっている

→先見の明があったのが中国。規制化して国内企業を育てた。結果として世界と戦える企業が育った

→各国が懸念しているのはGoogleAmazonではなく、アメリカ。

NSAはweb上の情報を収集する裏組織だとすれば、Googleは表組織

→2014年の政治献金額No.1はGoogle

産業革命以降、労働時間は右肩下がり

Google20%ルール

→どれだけ多くの経験を積んでも、この世界の「不確実性」から逃れることができないのであれば、いっその事リスクも理解した上で組織を作るという理詰めの選択の結果

→資金の85〜90%は確実性の高いものに投資し、残りは不確実性の高いものに

・大きなリターンを出すためには、適切な時に適切な場所にいることが重要

→著名な経営者の共通点「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力」

・少し先の未来を予測し先回りする力を身につけるのは難しくない

→まずは原理から考えること

→目標は高ければ高いほど良い→一年後にはその目標に近づいているから

・現在は過去の焼きましであることが多い

・とにかく行動することが重要。行動する人が多くを得る。