心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)
- 作者: 枡野俊明
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/08/22
- メディア: 単行本
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評価:7点
「今、ここ」に集中することの大切さは、他の本でもいくつか指摘されていた。
自分にも、この「今、ここ」意識が必要だと痛感。
・客観的に見れば、「なんでもないこと」に振り回されていることが多い。
・心配の先取りをせず、「今、ここ」に集中する。→ポイントは、減らす、手放す、忘れる。
・「莫妄想」→妄想することなかれ。できるだけ妄想を減らす。
・「一息に生きる」「三世に生きる」→現在を生きているとき過去はすでに死に、その現在もたちまち過去となって未来に生まれ、それが現在となる。
→私たちは「今」をどう生きるしかない
・「心を整える場所」を生活空間の中に作る
・「一切衆生、悉く仏性あり」・・・あらゆるものには、仏性という美しい心が備わっている
→相手の仏性を探す
・「一日一止」・・・一日に一回、止まって自分を省みることは正しいこと
・朝を大事にする/夜は静かに過ごす
・今ついている仕事に本気になるしかない。生きている今を楽しむしかない。
・「如何ほどの苦しみにても、一日と思えば耐えやすし」・・・今日なすべきことは今日やってしまう
・呼吸を整える・・・
「調身」「調息」「調心」
→姿勢を整える、呼吸を整える、心を整える
→丹田に意識を集中して、お腹にある空気を全部吐き切る