名越康文:心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」

 

 評価:8点

 

前著「瞬間の心理学」の続編。

ブックオフの100円コーナーで見つけて、僕はこちらから読み始めてしまったんですが名著です。

 

・心は自分ではない=切り離して観察すべき対象

・「内発感覚」を得やすいお寺や神社を活用する

・「祈る」・・・依存するのではなく、自己を見つめ、「今、ここ」を見つめ、心を落ち着かせるため

・自己との対話を毎日心がけることが重要

=「心を落ち着けること」

=答えのない現実に、柔らかに対応できる冷静さをいつもキープすること

・自分が幸せでいるためには「爽やかさは他人が作るものではなく、自分が作るんだ」ということに必然的に行き当たる

=本来の自分は爽やかであるということをベーシックな認識として、いつも忘れないように

・月輪観という伝統的な瞑想法

http://jyoryuzi.aki.gs/jyoryuzi20/kokoro/gathirin.html

・仏教というのは究極、全てを捨てるということ

・「感謝」という心の状態を何度か、できれば多く経験してみる

 =対象を限定せずに手を合わせてみる(今日の天気、鳥のさえずりなど)

・寝る前に3分でも良いので瞑想する習慣をつけてほしい