アルボムッレスマナサーラ:怒らないこと

 

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

 

評価:6点

 

久々のブックレビュー。

尊い話なんだけど、いまいちしっくりこなかった。

 

・「私は間違いだらけ」だとわかると怒らなくなる

・自分は完全ではないし、他人にも決して完全な結果を求めないという思考が、この用の中で我々が落ち着いて生きていける秘訣

・くだらない妄想概念が怒りを作る

・エゴがなければ、怒りはそもそも成り立たない

 →エゴから生じる「私はこれをやるべきだ」「私は偉いのだ」「私を認めてくれなくちゃいけない」というくだらない思考が幸福の大きな妨げになる

・怒るのは、無知な人がすることだ

・何があってもビクともしない心を作る

 →地球のような心を作る。鍬で少しくらい穴を掘られてもビクともしない。

 →空のような心を作る。誰も絵を描くことはできない

 →自分を水晶の玉のようにイメージする

・怒りとは自分の中から生まれるもの

 →解決方法は、毒そのものを抜くこと。「今この瞬間の自分に気づくこと」

 →怒りそのものを観察し、勉強してみる

 →すぐに自分の心を見ること。心を見ることで怒りは消える。

・生きがいにこだわらない

 →何があろうとも拒絶せず。状況を受け入れて楽しむ。仕事があるなら仕事を。仕事が終われば老後を。

・笑いは怒りの正反対。何があろうとも「笑う」と決める。