考えたこと

最近また、人生について思い悩んでいる。

 

ひとつは、今の仕事に全く身が入らないということ。

仕事がなかなか面白くならない。

 

自分は、人のために仕事をするタイプなので、対象となる人が今は見えていないことが大きい。

誰かの役に立っている感じがしていない。

 

今の仕事で、顔の見える誰かのために仕事をしようとした場合、どのようなシーンが考えられるのだろうか。

営業のために一肌脱いだ時は、凄く仕事をしている感じがした。

でも、これって今冷静に考えてみると、自己承認欲求なだけかもしれない。

自己承認欲求が仕事の大きなエンジンになっているのだとすると、それはそれで分かりやすい。

 

ただ、この場合は他人が基準の仕事になってしまうので、自分がこうしたい、という主張をしていくことも大切になる。

それに、承認欲求が強いから、嫉妬するし、自分が付いていけていない状況がつまらない。

 

でもそれって、少し俯瞰的に見てみれば、凄く視野が狭いというか。

目の前にある対象をどうにかしようと頑張っているだけなんですよね。

 

自分は、もっと全体で成果を出せる人間だし、目の前の嫉妬や見栄で動かされてはいけない。

もっと大局に立って、自分が何をしたいのかを見なければ。

 

で、僕がしたかったことは何なんだろう。

何故、地域創生をしたかったんだろう。

 

前職で、漠然と地方創生の仕事をしていて、何となく社内で専門家のような見られ方もして。

地方創生のために、ということを言えば何となく社内の共感も得やすくて、世間の評価も得やすくて。

で、自分は地方に対してどれだけの思いを持ってたんだろう。

会社のために地方創生をやっている、というだけで、自分の意志ではなかった。今思えば。

 

でも、地方創生の世界が好きだったのは事実。

失敗も許されて、とにかくアイデア出したもん勝ちで、お客様や地方が喜んでくれればいいという寛容な雰囲気もあって。

何かしら地方に貢献しているということが気持ちよかったし、やりがいを感じていた。

 

キャリア的にも、地方創生は一つの柱になっていて、

自分は「地方創生のカードを使ってITにシフトチェンジする」と思って選んだのが今の会社なので。

地方創生という観点は、やっぱり忘れちゃいけない。

自分のアイデンティティになっている。

 

重い使命感ということではない、単純に、自分が頑張れるのが「地域創生」というテーマだからだ。